トラウマ
はじめに
私が外見コンプレックス過多になった原因は
些細な小学生の頃の出来事です。
ただ何気なく親切にした男の子が「あんなのに好かれたくない」
一緒にいた子にそう言って逃げる様に去っていった。
小学5年生の頃です。周りは男女の違いを意識しだしていたけど
私は全くの無頓着で、自分の外見さえ無関心でした。
性別が違うだけでそんな見方をされる。外見だけでそんな風に思われる。
子供心に衝撃を受けました。
それ以降、男子を避ける様になり、中学からは授業で必要な事以外は一切口を利かずに20歳を迎えました。
そして海外留学し、アルバイト先のオーナーにとても可愛がってもらい、やっとオープンに人と関われる様になった矢先、仲良くしていた男の子にいつもの悪ふざけの延長で、外見について酷い中傷をされ、とても傷つきました。
実はその子はその数日後、こんな話をしてくれました。
「僕は友達はたくさんいる。けど、親友は3人くらい。⚫⚫(私)なら信じられる。⚫⚫は心が綺麗だ。本気で好きになったら外見なんて関係ない。僕(←政治家の息子)だってお金目当てで寄ってくる子はたくさんいる。外見なんて、それと同じようなものだよ。」
…こんなことを言ってもらっても心の一番中心にまでは届かなかった。
それほど、トラウマが深く心に刺さって自己否定をさせていた。
そんな私に人を愛することも出来るはずがなく、
その子とはお付き合いする事もないままお別れしました。
この出会いと出来事がきっかけで、私は自分の外見コンプレックス過多に陥っている原因を探して、対人恐怖症になり
自分の悲鳴をあげていた心とようやく向き合って
そして今に至ります。
人として大事なのは心。
自信を持つのに必要なのは、自分の価値観をしっかりと持つこと。
あのときの出会いに心から感謝しています。
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